いまだに覚えているいびきがあります。
それは高校時代の授業中に起こりました。
突然授業中に「ゴー、ゴー」という大きな音が聞こえてきたのです。
クラスのみんなは、「なんだ?なんだ?」という顔でお互いに顔を見合わせます。いびきだということはすぐに分かったのですが、誰のいびきかは分からない。「誰だ、誰だ?」とクラスを見渡すと寝ている人が一人。多分その人なんですが、最初は信じられなかったのです。
なぜなら・・・
その人は女の子だったからです!
大きさと質から、どう考えてもおじさんのいびきを想像してしまって、その子からこの音が発生しているとはどうしても信じられませんでした。
女の子に幻想を抱いている純粋な高校生でしたので、相当な衝撃を受けました。そして、先生も友達も誰も起こしてあげることができませんでした。ましてや「お前すごい大きないびきかいてたぞ。」なんて誰も言えるはずがありません。
今になって冷静に考えると、その子は机に突っ伏して寝ていたので、どうしてあそこまで大きないびきだったのか不思議です。うつ伏せの場合、基本的に舌根沈下は起こりません。よほど疲れていたのか、なにか身体的な理由があったのだと思います。
何十年経っても覚えている思い出のいびき。女性の場合は、周りのみんながいびきのことを本人に教えづらいというのも、なかなか改善できない一つの理由なのかもしれません。旅行の時など気の置けない友人には、もしいびきをかいていたら教えてもらえるように事前に頼んでおくと良いですね。

