人間はどうやって活動しているのでしょうか?
「体重が減る仕組み」で体重が減るときと増えるときについて書きました。人間の体重の増減は、食べた量と出した量の大小で決まります。つまり単純に食べたり飲んだりしなければ、体重が増えることはありません。
しかし食べないと死んでしまいます。人間が活動するにはエネルギーが必要ですが、そのエネルギーを人間は体内で作ることができないからです。他のものを食べることでしか活動のエネルギーを得ることができません。
食べることの管理
食べなければ痩せるけど、食べないと死ぬ。つまり食べながら痩せるしか選択肢はありません。この葛藤がダイエットの難しいところです。
ちなみに「ダイエット」という言葉は、世間的に「痩せること」という意味で使われています。しかし、「ダイエット」の本来の意味は、「食事」です。食事がいかに大事かということがここからもわかります。
多少極端ですが、痩せるということは食事をどうするかということとほとんど同じ意味です。運動ももちろん大切ですが、そのためのエネルギーを生み出す意味でも、食事が最も大事です。
エネルギーの消費
人間が活動に使うエネルギーはどのように消費されるのでしょうか?車を想像すると分かりやすいです。
車はガソリンがないと動きません。そのためにタンクにガソリンを貯めておき、それを使いながら動きます。空になる前にガソリンを補給しないといけません。
人間の場合もこれとほぼ同じで、食物を食べて身体の中に脂肪や筋肉などとして蓄えておきます。活動するときはそれをエネルギーに変えます。使用されなかったエネルギーは身体に蓄えられます。
ざっくりと言うと、食べた分がエネルギーとして使用されないと、その残った分だけ太るということです。食べた分よりも多くのエネルギーを消費しようとすると、蓄えていた脂肪や筋肉を分解してエネルギーを作るために、分解された分だけ体重が落ちます。
基礎代謝の重要性
「筋肉と脂肪」では、日常的に消費する基礎代謝のうち、最もエネルギーを消費するのは筋肉だということを書きました。
食べた分より多くのエネルギーを運動などで消費することを継続するのは、かなり大変なことです。そこで、何もしなくても消費される基礎代謝が重要な意味を持ってきます。筋肉をつけて基礎代謝を上げておけば、運動らしい運動をしなくても普通に食べた分くらいのエネルギーは消費してくれるので、太りにくくなります。その上で運動すれば、脂肪や筋肉が燃焼されて体重が落ちます。
睡眠時無呼吸症候群や大きないびきの解消を目指して健康的に痩せるためには、適度な筋肉をつけることによる基礎代謝の向上は、必須と言えます。ハードな運動はより多くの筋肉を分解してしまうので、ソフトでゆっくりとした有酸素運動を心がけましょう。
まとめ
・人間は食べることでしかエネルギーを得ることができない。
・「ダイエット」は「食事」という意味。
・痩せるためには食事の管理は絶対に必要。
・食べた分以上のエネルギーを消費すれば痩せる。
・筋肉をつけて基礎代謝を上げることで痩せやすくなる

