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「高齢者と睡眠時無呼吸症候群&いびきの関係」歳をとると睡眠時無呼吸になる理由とその解決法とは?

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高齢者と睡眠時無呼吸やいびきの関係

歳をとったら、大きないびきをかくようになってしまった...

昔はいびきなんて全くかいていなかったのに、歳をとるにつれていびきをかくようになってしまったという人は、意外と多いのではないでしょうか?

また妻や旦那や子供から、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を心配されている人もおられるのではないでしょうか?

老人ホームに母の見舞いに行ったときに、よぼよぼに衰弱した身体からは想像もつかないような轟音のいびきをかく方に驚いた経験があります。

なぜ歳をとると、大きないびきをかいたり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)になったりするのでしょうか?

高齢者が大きないびきや睡眠時無呼吸になる理由

歳をとると大きないびきをかくようになる理由は、筋肉の衰えと深く関係しています。

高齢になると、必然的に身体全体の筋肉が衰えます。

衰えるのは、日常生活で実感できる「身体を動かすための筋肉」だけではありません。実感しにくい「口周りや舌などの呼吸をするための筋肉」も同様に衰えるのです。

それに伴って睡眠中に口を閉じておけなくなり、口呼吸になってしまいます。

口呼吸になると舌を正常な位置にキープしておけなくなり、舌が気道に落ち込む舌根沈下(ぜっこんちんか)が起こります。

舌根沈下により気道が閉塞されて、大きないびきや睡眠時無呼吸症候群が起こるのです。

筋肉の衰えによるこのような現象は、生物としてある程度は仕方がありません。

しかし筋肉の衰えのスピードを緩めて、健康寿命を長くすることはできます。

筋肉が衰えてしまう原因

筋肉はなぜ衰えてしまうのでしょうか?

筋肉が衰える一番の原因は、「使っていないから」です。

なんでもそうですよね?

英語がいい例で、日常生活で使う機会がないとほとんど忘れてしまいます。

筋肉も同じことが言えます。

「使わないと衰える」ということの一番厄介な部分は、負のサイクルに入り込んでしまうということです。

次のような話を聞きました。

ここに鼻炎になってしまった人がいます。

鼻が詰まっているので、鼻ではなく口で呼吸をすることになります。

鼻炎がなかなか治らず、かなりの期間口呼吸を続けました。すると鼻炎が多少おさまってからも、口呼吸になってしまったのです。

しかも鼻炎になりやすくなってしまいました。

鼻で呼吸をする能力が衰えてしまい、身体が鼻を積極的に使わなくなってしまったのです。

英語の話で例えると、英語を使わないから自信がなくなり、さらに使わなくなってしまったということです。

つまり筋肉も、積極的に使わないとどんどん衰えていってしまうのです。

健康のために必要なのは、運動

あなたは1日に少しの時間でもいいので、意識的に運動をしていますか?

運動というとちょっと大げさに聞こえますが、毎日意識的に身体を動かしているか?ということです。

歳をとればとるほど筋肉の老化が進行します。

消化器官なども衰えてくるので、食べる量も減ってきます。摂取する栄養が少なくなるので、なかなか筋肉に栄養がいきません。

筋肉も栄養も足りなくなってくると、ますます身体を動かす元気がわきません。

意識的に身体を動かさないと、このような負のサイクルに陥ってしまいます。

何もしなければ、どんどん筋肉が落ちていきます。

歳をとっても健康的に行動をしようと思うと、筋肉維持のための運動やトレーニングは必須です。

しかもたまに力を入れて運動するくらいでは、ほとんど効果はありません。少しずつでも継続して運動することが重要になってきます。

運動を継続するために

みなさんご存知だと思いますが、「継続すること」は結構難しいです。

「三日坊主」という言葉があるように、何かを始めてもすぐやめてしまうことが大半。

ではどうすれば続けることができるのでしょうか?

ポイントは、「習慣化」「マインドセット」「手軽さと楽しさ」です。

例えば、私たちはご飯を食べたら歯を磨くし、外から帰ったら「ただいま」と言います。これはほぼ無意識にしていることだと思います。

習慣化しているのです。

習慣化するために、「マインドセット」と「手軽さと楽しさ」が必要になるという感覚です。

継続するための気持ちをしっかりと整理して、手軽で楽しいことから始めるのです。

物事を継続するための方法については、『治療を継続するための秘訣』にもう少し詳しく書いています。

高齢者が筋肉を維持するためには、例えば朝の散歩などは気持ちがよく、キツイというイメージもあまりないので続けやすいです。

睡眠時無呼吸症候群やいびきを予防する運動とは

先ほど継続しやすい運動は、手軽なものと言いました。

歳をとっても睡眠時無呼吸症候群(SAS)や大きないびきをかかずに健康に過ごすためには、口周りの筋肉の維持が必要になります。

比較的簡単に口周りの筋肉を維持するものとしては、以前から何度か取り上げている『あいうべ体操』がおすすめです。

あいうべ体操とは、口を「あ、い、う、べ」と順番に大きく動かしていくだけの簡単な口の体操です。

楽そうに見えますが、続けて何回もやると地味にキツいです。しかしそのキツさの分だけ、口周りのいい筋肉トレーニングになります。

あいうべ体操は、何の道具も必要ないし、テレビなどを見ながらでもできるので、かなり手軽に実践できます。

まとめ

高齢になると、大きないびきをかいたり睡眠時無呼吸症候群になったりするのは、ある程度仕方ありません。

年齢による筋肉低下が大きく影響しているからです。

健康寿命を延ばして人生を長く楽しむためには、身体のメンテナンスが欠かせません。

楽な方へ楽な方へと流れると不健康になり、最終的に楽ができません。

「楽」と「楽しい」は、なかなか一致してくれないのが人生のルールなようです。

人生とはいつも難しいものですね。

少しでもいいので、毎日意識的に身体を動かすことから始めましょう。

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