知ってる人は知っている「あいうべ体操」
健康には、口呼吸ではなく鼻呼吸がいいと言われています。
口呼吸を鼻呼吸にするために有効な体操が「あいうべ体操」です。
あいうべ体操についての書籍
鼻呼吸と病気の予防
人がかかる病気の原因の約7割が、「口呼吸」にあると言われていたりします。
歯周病や虫歯といった口の中の病気から、リウマチ、アトピー、喘息、うつといった一見口と関係のないような病気まで、「口呼吸」が原因だと言われているのです。
ある小学校では、毎日みんなで「あいうべ体操」を行ってから、インフルエンザにかかる生徒が激減したそうです。
これは呼吸が口を通るか、鼻を通るかという部分に影響を受けているのです。
鼻呼吸だと病気にかかりにくい理由
鼻と口の構造を考えてみてください。
鼻は入り口の穴は小さく、鼻毛があり、通り道も細いです。一方口は、入り口が鼻に比べてかなり大きく、通り道も鼻に比べてかなり広いです。
つまり鼻呼吸は、鼻毛が外部からの有害なものを取り除いてくれ、狭い空間を通るので空気が暖められ、喉を傷めないのです。
また口で呼吸をすると、口の中の唾液が乾きやすくなります。
唾液には、かなり優秀な殺菌・除菌効果があります。しかし乾いてしまうと、その殺菌・除菌効果が薄れてしまうのです。
このような理由が、鼻呼吸だと病気になりにくいと言われている理由です。
あいうべ体操が鼻呼吸に有効な理由
通常、人は鼻呼吸です。
しかし鼻づまりだったり、癖だったり、口周りの筋肉の衰えだったりによって口呼吸になってしまいます。
衰えや癖は自力で治さないと、元には戻りません。何もせずに放っておいて元の状態に戻るということは絶対にありません。
衰えたものは鍛えないといけません。
あいうべ体操は、そのような口周りの様々な部分を鍛えるのにとても有効な体操です。
口周りと舌の筋肉を鍛えることで、舌を正常な位置にキープできるようになり、それによって鼻呼吸ができるようになります。
だからあいうべ体操は口呼吸を鼻呼吸に戻すのに有効、そして健康にいいと言われているのです。
鼻呼吸は睡眠時無呼吸症候群やいびきにも有効
「鼻呼吸にすることで病気の原因の7割を取り除ける」この効果だけでも試す価値があります。
しかしその他に睡眠時無呼吸症候群にも効果がある、と私は考えています。
しっかりした鼻呼吸になると、舌が適正な位置(上の歯の裏側あたり)にキープされるので、舌根沈下になりにくいからです。
鼻呼吸は鼻呼吸でも、ただ口を無理やり閉じただけで舌をしっかりとキープできない人は、舌根が落ちて無呼吸になる可能性があります。
私が愛用しているイムニタスマスクのHPにもそのようなことが書いてありました。
ただ口を閉じるだけではなく、筋肉をつけて舌を落ちにくくするのがポイントです。
あいうべ体操のやり方
あいうべ体操のやり方はとても簡単です。
毎月お金がかかる、ある特定の場所に行かないとダメ、特別な道具が必要ということはありません。無料で、どこででも、すぐに、自分自身の身体能力を上げられる方法です。
ぜひやり方を覚えましょう。
あいうべ体操
・口を大きく開けて、「あー、いー、うー、ベー」と動かす。
・1日に最低でも30セット行います。数回に分けて行っても大丈夫です。
※恥ずかしい場合は、小声や無音でも構いません。
ポイントは、顔全体の筋肉を意識してできるだけ大きく口を動かすこと。そして「ベー」の時にしっかりと舌を出すことです。
実際にやってみると、顔周りの筋肉が非常に疲れます。
それだけ衰えているということであり、それだけ筋肉がつくということです。


