睡眠時無呼吸症候群の治療方法の一つ「CPAP療法」は、費用が高いと言われています。
しかし実際の費用はいくらくらいなのでしょうか?
少し調べてまとめてみました。
CPAP療法とは
まずはCPAP療法とはどのような治療法なのか、おさらいをしておきましょう。
CPAP(シーパップ)療法
経鼻的持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure)の頭文字をとったもの。寝ている間の無呼吸を防ぐために、鼻から酸素を強制的に送りこみ続ける治療方法。
簡単に言うと、気道が閉鎖されて無呼吸もしくは大きないびきが発生しているので、そこへ強制的に酸素を送りこんであげれば、酸素不足を解消できるという機械です。
確実に酸素が送り込まれるので、睡眠時無呼吸症候群の症状は治まると考えれられます。
しかし自分の力ではなく機器の力での解消なので、機器を一生手放せなくなったり、何かしらの副作用が起こったりします。
『睡眠時無呼吸治療のCPAP療法で起こりうる副作用とその解消法!』
CPAP療法による無呼吸の治療は、保険を適用できるかどうかで費用が大きく変わります。
CPAP療法の保険適用条件
保険を適用してCPAP療法をするには、条件があります。
保険適用の条件
精密検査で「AHI20以上」(1時間に10秒以上の呼吸停止が20回以上ある)の場合
睡眠時無呼吸症候群の定義は、簡単にいうと次のようなものです。
睡眠時無呼吸症候群
英名:Sleep Apnea Syndrome(SAS)
10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とする。 無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上ある状態。
【軽度】
睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が5回以上~15回未満
【中度】
睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が15回以上~30回未満
【重度】
睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が30回以上
つまり保険適用が認められる可能性がある睡眠時無呼吸症候群は、中度以上ということになります。
保険を利用してCPAPを使用する場合、CPAP機器のレンタルと月1回の通院が必要になります。
これらの費用が大体月5000円だと言われています。
病院への通院には、時間と交通費もかかります。
そしてCPAP療法は対症療法なので、機器の使用中は睡眠時無呼吸症候群の症状は治りますが、機器がなければ再発します。
つまり今後一生、上記のお金と時間がかかるということです。
ではCPAP療法を選択した場合、一生でどれぐらいの費用と時間が必要になるのでしょうか?
CPAP療法で一生にかかる費用と時間
1ヶ月のCPAP機器のレンタル料金を5000円、通院と診療にかかる時間を2時間と仮定します。
そうすると、1年間で6万円と24時間かかることになります。
もし55歳から85歳までの30年間、CPAP療法で治療したすると、180万円と720時間かかる計算になります。
これだけの時間とお金があれば、老後の旅行に何回行けるのだろうか・・・。
よくタバコでも似たようなことがいわれますが、それを聞いてやめたという人をほとんど聞きません(笑)。
きっとCPAP療法でも同様なのだと思います。
しかし一応このことを頭に入れておくと、何かのタイミングで「ちゃんと治そう」というキッカケの一つになるかもしれません。
CPAP機器を購入してしまえばいいのでは?
ちなみに「CPAPの機器を購入してしまえば、通院やレンタル料が必要になくなるじゃないか?」と、考える人がいるかもしれません。
私はそう考えました(笑)。
しかしネットでちょっと調べてみると、機能が少し劣るCPAP機器でも30万円くらいでした・・・。
自分で機器を購入すると、メンテナンスも全て自分で行う必要がありますし、当然壊れたらまた購入が必要になります。
そのようなリスクを考えると、やはり保険適用でレンタル&通院の方がいいなと思ってしまいました。
睡眠時無呼吸症候群の治療としてCPAP療法を選択する限り、毎月のレンタル費用と通院からは逃れられないようです...。
『CPAP療法で睡眠時無呼吸症候群は、完治するの?しないの?』
まとめ
睡眠時無呼吸症候群の治療方法として有名な「CPAP療法」。
話に聞いていた通り、結構な費用と通院への時間が必要なようです。
あなたは、一生涯CPAP療法に払う費用は必要な治療費だと思いますか?

