大きないびきの音は、一体どうやってなっているのでしょうか?
いびきの音の出る仕組み
音がなるということは、空気が広いところから急に狭くなっているところを通っているということです。笛を思い出すと分かりやすいかもしれません。
いびきの震える音は、呼吸の空気が周りの組織を振動させている音です。
人間の体で、空気を取り込む広いところとは「口」です。狭いところは「喉」です。
口呼吸で吸い込んだ空気が、狭い喉を通るときに渋滞を起こして、周りの組織を振動させていびきが起きるのです。
自分でいびきを再現してみる
自分自身でわざといびきの音を出そうとしてみてください。
私は子供の頃、父のいびきの真似をしてよくやっていました。わざとでも大きい音を出すのは、意外と難しいですよね?
「ガー」とか「ゴー」とか、大きいいびきをかこうとしてみてください。そのとき、口を開けて口から空気を取り込んでいますよね?
試しに、手で口を完全に閉じて、先ほどと同様に大きいいびきの音を出してみてください。
音を出すことができますか?すごく難しくないでしょうか?
私は鼻をすする音しか出せませんでした。
もしいびき音を出せたとしても、先ほどのように大きな音は出せなかったのではないでしょうか?
口呼吸を鼻呼吸にすればいびきをかけない
上の実験で、自分の中のある程度の原因を切り分けることができます。
口を閉じた状態でいびきの音が出せなかったのであれば、口呼吸が原因の可能性がかなり高いです。
口を閉じた状態でもいびきの音を出せたのであれば、口呼吸以外のところに原因がありそうです。
でもほとんどの人が、口を閉じた状態で大きないびきはかけなかったと思います。
ということは、
睡眠中の口呼吸をやめて鼻呼吸にすれば、いびきはおさまるのです。
まとめ
試しに自らいびきをかいてみる。
これは自分の現状がリアルにわかるので、意外と使える方法です。
いびきは、睡眠時無呼吸症候群と深いつながりがあります。
ざっくりいうと、気道が狭くても空気が通る状態が「いびき」、時々空気が通らなくなる状態が「睡眠時無呼吸症候群」です。
詳しくは、睡眠時無呼吸症候群の定義と種類をご覧ください。
ただ上記の方法で分かるように、理論上は口を閉じて鼻呼吸にしてしまえばほとんどの場合、簡単にいびきは止まるはずなのです。
ただ口呼吸に慣れてしまったための筋肉の低下、老化による筋肉の低下など、何かしらの原因が鼻呼吸をできない状態にしています。その原因を取り除いて鼻呼吸にするのが大変なのです。
長年の癖はそう簡単にとれるわけではありません。落ちた口周りの筋力がそんな簡単に戻るはずがありません。
辛抱強く改善のための取り組みを続ける必要があります。
いびき改善のための取り組みを続けるのは大変ですが、『睡眠時無呼吸やいびきの治療を続けるための秘訣は「習慣化」にある!』が参考になるはずです。
対症療法であるCPAP療法のように、機械に頼りきっていてはいつまでたっても完治(根治)はしません。
大変でも地道に治療を続けるしかないのです。

