CPAP(シーパップ)を使用していて、身体に違和感を覚えたことはありませんか?
CPAP療法は、酸素を体内に強制的に送り込むことで睡眠時無呼吸症候群を改善する治療方法です。
通常人間は自分自身のペースで呼吸をして、酸素の取り込みと排出を行っています。
CPAP療法では、酸素の供給が強制的に行われるために、その副作用として身体に不都合が出てくるのです。
ちょっとした対処で、副作用を最小限に抑えることができます。
知っておいて損はないはずです。
CPAP療法で起こりうる代表的副作用
CPAPを使用することで起こりうる副作用と、その対処法を簡単にまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
腹部膨張感とおなら
酸素を取り込み続けるために起こる症状です。
CPAP療法では普通よりも多くの酸素を体内に取り込むので、それがガスとなってこれらの症状を引き起こします。
強制的に酸素を取り込むため多少は仕方ありませんが、CPAPの圧力を調整することである程度解消できます。
送風の圧力が強いと、それだけ取り込む酸素量が多くなります。酸素の取り込みすぎは、このような腹部膨張感と頻繁なおならを助長してしまいます。
適度な圧力で、体内への酸素の取り込みすぎを減らしましょう。
腰痛などの身体の痛み
寝返りがうてない、もしくは少ないために起こる症状です。
CPAPのマスクとホースで繋がれるために、通常より寝返りがしにくく体重が身体の一部分に集中し続けて痛くなります。
CPAPに慣れてくると自然に多少の体位変換ができるようになってきます。
慣れるまでは、次のような方法をとると多少効果があるようです。
・寝具を少し柔らかいものに変える(柔らかすぎは逆効果)
・体位変換しやすい横向きの状態で寝始める
小型CPAP『Airing』のようなものが日本でも普及すれば、このような身体の痛みは減るのかもしれません。期待しましょう。
『超小型マイクロCPAP「Airing」が睡眠時無呼吸治療を劇的に変える。』
鼻が乾燥する、喉が乾く
通常より多くの酸素が、気道を通過していくために起こる症状です。
多くの酸素が気道を通過するときに、水分を奪っていきます。
CPAPは機器周辺の空気を取り込み、体内に送り込んでいます。
加湿器を利用したり、部屋に洗濯物を干したりして、部屋の湿度を上げましょう。
また冷たすぎる空気も喉によくありません。
冬は部屋の気温を暖かめに調節すると、風邪などをひきにくくなります。
そのほかには、加湿機能付きのCPAPを使用する方法もあります。
これを使用すれば湿度の高い空気を送り込んでくれるので、鼻の乾燥や喉の渇きは減少します。
マスク装着部分の皮膚が炎症を起こす
皮膚とCPAPのマスクが、常に触れているために起こる症状です。
これはCPAPのマスクを使用している限り、どうしようもない症状です。
しかし少しでも症状を軽減させるために、マスクをつける位置や角度、ゴムの調整をもう一度見直しましょう。
特にゴムの調整は重要です。
緩すぎると睡眠中にズレやすくなりますが、締め付けすぎると皮膚への負担が増えて炎症を引き起こしてしまいます。
微調整を繰り返して、自分にあった締め付け具合を見つけましょう。
最終的には医者に相談する
通常の生活では使用しない装置をつけているので、上記のような症状のほかにも様々な不具合が出てくることがあると思います。
自分で原因を考えて対策を実践してみても改善されないようなら、早めに医者に伝えましょう。
CPAP療法による不都合を我慢をしていても、何もいいことはありません。
様々な不都合を相談するために、毎月の通院があるのです。不都合、不安点などは遠慮せずにどんどんしましょう。

