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ナステントが誤飲事故で販売中止。この事件から考える安全性とネットの怖さ。

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ナステント

いびきや睡眠時無呼吸症候群用のグッズ「ナステント」。

2017年1月に誤飲事故が発生したようで、ナステントが販売中止になりました。

ナステントとは

ナステントはチューブ状になっていて、鼻から挿入することでいびきや睡眠時無呼吸症候群を軽減するグッズです。

鼻の奥にある軟口蓋沈下が原因の場合には効果が見込めるが、舌根沈下や肥満などが原因の場合にはそこまでの効果は見込めません。

『睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因』

割引の利く定期購入などでも、1本あたり500円以上するかなり高価なグッズ。1ヶ月で計算すると15000円もします。

高いと感じるCPAP療法でも月5000円ほどなので、これはかなりお金のかかる商品です。

しかしそれだけ高くても、2014年の発売から現在までに100万本以上売れていたとの発表がされています。単純計算しても2年ほどで5億以上の売り上げだということです。

本当に多くの人に売れていたようです。

でもどうして、それだけ大量に売れたのでしょうか?

インターネットの怖さ

ナステントは、かなり大々的にネットに広告を出していました。

私のように「睡眠時無呼吸症候群」「いびき」などでよく検索する人は、ナステントの広告を見ない日はないというほど、広告が頻繁に流れていました。

フェイスブックなどのSNSでは、販売元のセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社以外の人も、多くの広告を流していました。

ナステントは、高額のアフィリエイト報酬を設定して宣伝広報をしていたので、多くの人に広まっていったのです。

個人的には「ちょっと怖いな」とも、「すごい売り方だな」とも思っておりました。今のネットの時代、お金を使うとSNSなどを使って爆発的に広めることができるのです。

しかしやはり「怖さ」が心の奥から拭い去れませんでした。

それは、まとめサイト「ウェルク」などの廃止と同様に、「ナステント」について検索の上位だけを目指したサイトや記事が乱立していたからです。

ネットの検索連動型広告やSNSに、いつ見ても「ナステント」が流れていると、あんまり深く考えずに「すごい」と思ってしまいます。

信号の「進め」の「緑色」を「青」を呼んでいるのが常識化してしまっているように、「ナステント」が毎回目に入るとそれが正しいように感じる、一種の錯覚のような状態になってしまうのです。

そんな思いでいたところに、「ナステントで誤飲事故、販売中止」という情報が入ってきました。

「やはりか」との思ったのと同時に、ちょっと冷静に考えてみる必要があるなと思いました。

ナステントの誤飲事故の原因

ナステントは、私も気になっていたのでお試しセットを持っていました。

「ナステントの誤飲!」という言葉に変に流されず、冷静に考えてみることにします。

ナステントを誤飲した、となると鼻から入っていったとしか考えられません。しかしナステントには簡単には取れない鼻フックがついています。

それを考えると通常の使い方をしている限り、誤飲するという事態は考えられない...。

鼻フックを無理やり取り外して使用していた、鼻フックに不備があり簡単に取れてしまった、というようなイレギュラーな原因があったとしか思えません。

事故後、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社も「弊社及び専門医による調査結果により、本事象はナステントの構造上の問題ではないこと及び品質管理上の 問題がないことも確認されました。」と発表しています。

でも実際に事故が起こって、販売中止になってしまった。

ということは、やはり何かしらの原因がナステントにあったということです。

ちなみに誤飲されたナステントは排便で出てきて、その方に健康被害はなかったとのことです。

ナステント利用の怖さ

私はナステントのお試しセットを持っていましたが、実は一度も使ったことがありません。

それはなぜかというと、怖かったからです。

胃カメラを鼻から身体の中に入れたことは、この歳になればほとんどの方があることでしょう。自分の身体に何かを入れるということは、本能的に怖さを感じることです。

医者にやってもらっても怖いのに、自分でやるのはもっと怖い。

しかもナステントは睡眠中の無意識下で数時間利用することになるので、どうしても怖くて「1回使ってみて感想を書こう」とは思っていたのに、一歩踏み出せませんでした。

100万本以上売れていたということは、もちろん愛用者がいたわけです。

自分の身体の中に異物を入れるということは、慣れればなんてことはないのかもしれませんが、誰しも怖さを感じる部分だと思います。

ネットの情報や医者を信じすぎる怖さ

これは後で知ったのですが、ナステントは医療機関でも扱っていたようです。

つまり病院で医者に勧められて使用する人もいたということですね。

日本人は医者やマスコミの情報を過度に信じすぎる傾向があると思っています。これは「お医者様」と医者を様付けで呼ぶところにも表れています。

私は基本的に病院と医者に頼らずに、睡眠時無呼吸症候群やいびきをなんとかしたいと思っています。だからこのようなブログを書いているので、基本的に医者やマスコミの情報は"参考まで”に止めています。

医者も一人間で組織の一員です。マスコミも一人間で組織の一員です。所属する組織の方針や、得ている情報で結果的に正しくないこともあると思います。

ましてやいびきや睡眠時無呼吸症候群というものは、個人差がかなりある症状で、単純に何がいいとは言えません。ある人には効果のあったものも、当然のようにある人には効果がないのです。

医者やマスコミの情報は、専門家なので信用度はかなり高いけど間違いもある、という認識でいた方がいいように私は思います。

まとめ

今回のナステントの誤飲事件で、様々なことを考えさせられました。

昔のように、医者やマスコミだけが情報を発信できた時代は終わっています。非常に多くの一般人が、口コミやレビューという形で自分の体験をネット上で発信しています。

場合によってはなんの脚色もされていないそういった一般人の情報の方が、有用な知識を与えてくれたりします。

個人個人で感じ方や効果は、千差万別です。

たくさんの人が高評価しているからといって、自分にも必ず効果があるというわけではありません。平均の人間など、この世に一人も存在しないのです。

ネットやマスコミに騒がれても、医者に勧められても、それを使用して何かが起こった場合に被害を被るのは自分自身です。

責任のある立場の人間や組織はお金で補償してくれるかもしれませんが、失った健康や時間は誰も補償できません。

私たちは自分自身の健康について、使用するグッズや薬について改めて考える必要があるかもしれません。

私が紹介しているグッズも私には効果的だったけど、他の人には効果がなかったということが多々あると思います。

その効果の違いは、いびきや睡眠時無呼吸症候群の程度、その原因にあると私は思っています。『いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因と治療方法』では、この原因の人はこんなグッズがおそらく効果あるだろう、というようなことを書いています。

いびきや無呼吸症候群に悩むあなたの、有用な情報のひとつになれば嬉しいです。

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