あなたは運転中に眠気を感じたことはないですか?
私は、天気のいい日、昼ごはんを食べた後、運転に集中しなければと思いながらもどうしても眠くなることがあります。また特に天気がいいわけでもなんでもないのに、突然眠くなるようなこともあります。
そんな時は疲れがたまっているなぁ、昨日あんまり眠れなかったからかなぁ、などと何となく理由をつけて、深くは考えません。実はそれが大きな危険につながる場合があります。
その眠気は睡眠時無呼吸症候群かもしれない
眠気は誰もが感じるものなので、その眠気に特別な原因があるとはほとんどの人が考えません。でもその眠気は、睡眠時無呼吸症候群が原因である場合があります。
睡眠時無呼吸症候群
英名:Sleep Apnea Syndrome(SAS)
10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とする。
無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上ある状態。
【軽度】睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が5回以上~15回未満
【中度】睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が15回以上~30回未満
【重度】睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が30回以上
睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中に十分な酸素をとることができないために、疲れがとれなかったり日中に強い眠気を感じたりします。
運転中に眠気を感じることが何回も続くようなら、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみてください。
睡眠時無呼吸症候群患者の事故率
睡眠時無呼吸症候群患者が事故を起こす確率は、通常よりも2倍以上だと言われています。実際にここ十数年で、大きなニュースになった事件が7件以上起きています。
→『睡眠時無呼吸症候群が原因とみられる事故をまとめてみた。』
何かの運転の居眠りの場合、自分だけでなく周りの人々を巻き込む形の事故になるので、マスコミに取り上げられることも多くなります。個人的に一番悲惨だと思うのは、私のような高齢者が幼児などを巻き込む事故です。老い先短い者が、未来有望な若い命を奪ってしまう事故は、心の底から残念に思います。
まとめ
運転中の眠気は、疲れや寝不足だけが原因なわけではありません。睡眠時無呼吸症候群という理由も十分に考えられます。特に肥満体型の方や大きないびきをかく方は要注意です。
睡眠時無呼吸症候群は、自分ではなかなか気づきにくい病気ですが、日頃から意識を持っておくことで、早期発見することができます。知らないことは、とても危険です。
→『睡眠時無呼吸症候群の特徴と症状』
また運転中に眠気を感じた時は、無理せずどこかに停まって5分でも10分でもいいので睡眠休憩をとりましょう。事故を起こしてからでは、取り返しがつきません。命よりも大事な運転は、存在しません。

