
睡眠時無呼吸症候群の治療法として、一番に名前が挙がるものにCPAP(シーパップ)療法があります。
いびきや睡眠時無呼吸症候群を周りの人から指摘されて、病院に検査に行く。医者に言われて、よくわからないうちにCPAPを利用することになった。
私が知る限り、そんな流れでなんとなく利用している人もいます。
CPAP(シーパップ)は、ある意味かなり有効な治療方法です。でも対処療法であり、続けたからといって睡眠時無呼吸症候群が完治するということはありません。
CPAPは使用する意味をしっかり知っておかなければ、金銭面でも時間の面でも不幸な結果になることが多いです。
睡眠時無呼吸症候群改善の考え方
睡眠時無呼吸症候群は、様々な原因により睡眠時に呼吸が停止し、酸素不足を引き起こします。
(※原因についてもっと詳しく知りたい方は、『睡眠時無呼吸症候群の原因と治療方法』を参照してみてください)
無呼吸症候群による酸素不足を解決するためには、次の2つの考え方があります。
(1)酸素の取りこみを邪魔する要素を取り除く方法
(2)無理やりにでも酸素を取りこむ方法
このサイトで考える自力治療は、根本の原因を取り除き治すという(1)の考え方になり、CPAP療法は(2)の考え方になります。
ではCPAP療法とは、実際どのような考え方の元に行われる治療法なのでしょうか?
CPAP療法を考える
CPAP(シーパップ)療法
経鼻的持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure)の頭文字をとったもの。
寝ている間の無呼吸を防ぐために、鼻から酸素を強制的に送りこみ続ける治療方法。 検査を行って一定の基準を満たせば、健康保険の適用も可能。月1回の外来受診が必要。
睡眠時無呼吸症候群とは、基本的に何らかの原因により気道が閉塞して起こるものです。つまり呼吸による空気が通りにくくなるのです。
そこでCPAP療法が行うことは、危機から圧力のかけた空気を送りこみ、気道が閉塞していようが関係なく強制的に空気を体内に押し込む作業です。
酸素が体内に確実に供給されるので、重度の睡眠時無呼吸症候群の方でも理論上はほぼ確実に改善されます。 ただし一番重要なのは、CPAP療法は対症療法であり、根本的な治療にはならないということです。
その点を勘違いして、「CPAP療法をしばらくやっていれば治る」と思っている方の話をよく聞きます。聞いてみるとお医者さんも濁して丁寧に教えてくれない場合もあるようです。
CPAP(シーパップ)は、飲んでいればいつか治る風邪薬などとは違う種類のものです。
使用者に話を聞くと、その他にも色々と不便な要素があるようです。
・保険適用でも約5000円/月かかる
・毎月病院に行かなければならない
・大きなマスクなどの使用や空気音による不快感で快眠できない
・旅行や出張に装置を持ち歩かなければならない
あなたにも、当てはまることが多いのではないでしょうか?
しかし先ほどCPAP療法は根本的な治療にならず、一生使い続けなければならないと言いました。
つまり上記のような不便な点、不満な点は、一時的に我慢すればいいという訳ではなく、一生涯死ぬまで付き合っていかなければいけないのです。
これらの事実を詳しく知らずに、"なんとなく"CPAP療法を始めてしまうと、人生がちょっとつまらなくなってしまうこともあります。
CPAP(シーパップ)とは
CPAP療法は、即座に睡眠無呼吸症候群を解消してくれるため、重度の人にとってはとても効果的でありがたい治療法です。
でもその場合でも、「CPAP療法を続けているだけでは完治しない」という認識を持っていてください。
CPAPを使いっていても、他のグッズを使用していても、「自分の無呼吸の根本の原因となっているものを取り除く努力をする」。これが最も重要なことです。
なんでもかんでも医者に任せっきりは、とても危険な時代になってきたのではないでしょうか?信頼の置ける医者であったならいいですが、たまたま行った病院のたまたまあった医者。
そんな運命のイタヅラで、定年退職後を楽しむお金と時間を奪われたりするのは、悲しい結末です。少なくとも2カ所以上の病院で指示を仰ぎましょう。
CPAPが本当に必要なのかを考えましょう、調べましょう!
それを考えるための最低限の情報は、『睡眠時無呼吸症候群の定義と種類』『睡眠時無呼吸症候群の特徴と症状』『睡眠時無呼吸症候群の原因と治療』にそれぞれまとめております。一度目を通していただけるとありがたいです。
私が経験したこと知ったことについては、『無呼吸ブログ』でどんどん情報を発信していきます。
豊かな老後を過ごせるように、健康に向けて一緒に頑張りましょう。
