睡眠時無呼吸症候群、通称SAS。
あなたは睡眠時無呼吸症候群の定義を言えますか?
頭でなんとなくは知っていても、詳しくは知らないという人が多いのではないでしょうか?
無呼吸症候群を治すためには、まず睡眠時無呼吸症候群を知ることが必要です。敵がどんな相手かを理解しているかどうかで、治療にのぞんだときの効果は大きく変わってきます。
このサイトを見ているあなたは、睡眠時無呼吸症候群を治したいと思ってこの記事を読んでいますよね?どうせやるなら、より効果の表れる方でやりましょう!
睡眠時無呼吸症候群
英名:Sleep Apnea Syndrome(SAS)
10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とする。 無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上ある状態。
【軽度】
睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が5回以上~15回未満
【中度】
睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が15回以上~30回未満
【重度】
睡眠1時間につき、無呼吸・低呼吸が30回以上
医学的には上記のように定義されています。
睡眠中に何回か呼吸が止まるということは、必要な酸素の供給が不足するということです。
人間は、食べなくても飲まなくてもある程度生きられますが、 酸素がなくなると10分ほどで死んでしまうそうです。無呼吸の状態は、たとえ数分であっても身体には想像以上に大きな影響を与えます。
まずは自分自身が、どの程度の睡眠時無呼吸なのかを自覚しましょう!
病院に行って医者に診断してもらっても、「それはどのような状態で、何が原因で、どうすれば改善するか」をしっかりと教えてもらわないと一生CPAP(シーパップ)漬けになってしまいます。
無駄なことに時間とお金を使わないために、一緒に頑張りましょう。
睡眠時無呼吸症候群の定義を理解したら、次は種類の把握です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の種類
あなたは、自分自身がどの種類の睡眠時無呼吸症候群かを把握していますか?
昔の私のように「睡眠時無呼吸症候群って数種類あるの?」という方が大半なのではないでしょうか?
実は睡眠時無呼吸症候群は、大きく分けて2種類あります。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群
上気道がなんらかの原因で塞がり、呼吸運動はあるが困難な状態になるもの。
中枢型睡眠時無呼吸症候群
呼吸中枢の障害により呼吸運動自体が消失するもの。
実は、9割の人は閉塞型睡眠時無呼吸症候群です。
中枢型睡眠時無呼吸症候群の人はほぼいません。中枢型睡眠時無呼吸症候群の人は、自力で治せる可能性はかなり低いです。
中枢型睡眠時無呼吸は、脳に障害があったり、心疾患を患っていたりする人に比較的多く見られます。呼吸行動自体を行わないので非常に危険です。中枢型の場合は、一刻も早く病院に行きましょう!
一方、閉塞型睡眠時無呼吸症候群の人は、自力で治せる可能性が高いです。
閉塞型睡眠時無呼吸はなんらかの原因で軌道が塞がっている状態で、完全に塞がっていない場合は大きないびきなどが発生します。
したがって軌道を塞いでいる原因を取り除けば、症状は改善します。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の種類
ちょっと複雑になってきましたが、閉塞型睡眠時無呼吸症候群も2種類に分けられます。
・手術が必要
扁桃腺の肥大、小さなあごなど、身体的な要因が強く自分ではどうにもならないもの。
・自力治療が可能
口呼吸による舌根沈下、肥満による脂肪が軌道を閉塞、口周りの筋力の低下など、自身の努力次第で改善ができるもの。
手術が必要なタイプの無呼吸症候群は、扁桃腺の肥大やあごの小ささといった先天的な要素が原因となります。
変えることのできない身体的な要素のため、自力で治すことができません。このタイプの睡眠時無呼吸症候群を完全に治療するには、手術を受けて先天的な身体要素を取り除く必要があります。
一方、自力治療が可能なタイプの無呼吸症候群は、舌根沈下や肥満、口周りの筋力低下といった後天的な要素が原因となります。
ストレスや運動不足による肥満、老化による筋力低下などが代表的なものになります。後天的なものなので、治る可能性が高いです。
さぁ、あなたはどのタイプの睡眠時無呼吸症候群でしたか?
ほとんどの方が、自力治療が可能なタイプの無呼吸症候群だったのではないでしょうか?
昔はいびきをかいていなかったし、睡眠時無呼吸でもなかった。しかし歳をとったり、太ったりしたことが原因で睡眠時無呼吸症候群になってしまったタイプ。
このタイプの無呼吸症候群なのであれば、原因を取り除くことさえできれば十分に改善できます。
睡眠時無呼吸症候群を改善して快適な生活を送るために、次は睡眠時無呼吸症候群の人の特徴と症状を知っておきましょう。
自分は無呼吸症候群の特徴に当てはまっているのか?病院で診断を受けた人もそうでない人も、自分自身でも確認しておくことが重要です。

